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2024/10/07 13:08

ねん
モミガライトは、お米のもみ殻から作られるもみ殻100%の固形燃料です。
薪の代替燃料として、薪ストーブやハウス暖房用の燃料、またバーベキューなどで薪と同様に使うことができます。

処分されるもみ殻に付加価値を

もみ殻はお米の収穫時に毎年大量に発生します。畑にすき込んだり、燃やしたりして処分していますが、近年は野焼きが法律で禁止され、廃棄物として費用をかけて処分している農家もあります。

この廃棄もみ殻を再利用してモミガライトを作ることで、もみ殻に付加価値が生まれ、環境にやさしい新たな資源の活用へと繋がります。


モミガライトの特長

①長い燃焼時間
モミガライトは高密度なため、薪と比較して燃焼時間が長いのが特長です。
薪よりも長くゆっくり燃えるため、薪ストーブやビニールハウスの燃料などにおすすめです。

■薪1kg…約30分燃焼
■モミガライト1kg…約90分燃焼

②長期保存が可能
モミガライトは湿気に強く、雨のあたらない室内での保管で、約10年保存が可能です。
長期間安全に保管ができるため、災害用の備蓄燃料として使用している自治体もあります。
虫がつきにくいため、室内でも安心して保管することができます。

③燃焼後は土に還元
燃焼を終えたモミガライトは、そのままの形で灰化されます。
燃焼灰は、植物の細胞強化の働きをするケイ酸を含んでいるため、土壌改良材として畑やガーデニングの土に撒いて還元することができます。

モミガライトはこんなシーンで活躍します

■薪ストーブ…薪より長く燃えて経済的
■バーベキュー…遠赤外線効果で食材が美味しく焼けます
■キャンプの焚火…パチパチ爆ぜないので安全
■ビニールハウス暖房の燃料…化石燃料と併用で、燃料費の削減に
■災害用備蓄燃料…自治体の備蓄燃料として採用されています


SDGsに貢献

モミガライトはもみ殻100%でできているため、燃焼時に窒素や硫黄酸化物を排出しません。また大気中に新たな二酸化炭素を排出しない、カーボンニュートラルな燃料です。
持続可能なエネルギーであるモミガライトの活用は、SDGsへの貢献につながります。